私は大反対を押し切って夫と結婚して、白雪姫ではなくジャスミンになりました。
離婚が増えてきている、結婚しない人が増えてきているとか…
こんなことを聞くようになって久しいですが、何を隠そう私と夫は大反対を押し切って結婚しためちゃくちゃラブラブカップルなのである!
いや、なにも隠してないですが…
離婚だ婚活だ生涯未婚率の上昇だとよく聞く今日この頃…
先日も磯野貴理子さんの離婚のニュースがあり、ワイドショーやネットでいろんな意見がでましたね。
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なので結婚ついて、あくまで私のケース、私の考えですが…ちょっと書きたいと思います。
白雪姫ではなくジャスミンになるまで
独身時代の私
結婚への考え
私は結婚願望が強かったと思います。
というより、結婚して当然だと思っていたといった方がいいかもしれません。
大人になったら、働いて結婚して子供を産んで…と子供の頃から思っていました。
そういう意味では子供時代に思い描いていた通りになりました。
しかし、子供の頃の私は「落ち着いていて頼りになる年上の男の人」と結婚すると思っていました。具体的に言うなら「君は何も心配しなくていいんだよ、僕が守ってあげるから僕に任せておけばいいんだよ。」と言ってくれて実行してくれる男性です。
私はきれいな家の中できれいな服を着て「うふふ♡」と微笑みながら、頼りになる夫に甘えて可愛がってもらう結婚生活。
そんな人と結婚するのだと思っていた若かりし日の私。
いやー、若かったですね…笑
というより、幼かったのかな…
ファザコン気質
私の子供時代はぎゃんぎゃん怒鳴り散らしたり、叩いたり、閉め出ししたり、罰としてグラウンドを走らせたりする母の顔色をうかがう毎日でした。
そして、子沢山の家だったので妹のおむつを替えたり、面倒を見たり…
父は当時、仕事がとても忙しくて不在がちだったのと、母を怒らせるのが面倒くさいと思っていたようで私たち子どもに「お前ら、ご飯食べ終わったらお母さんが怒鳴り始める前にさっさと子供部屋に退散しろ。」と言う始末でした。
こんな環境で育ったからなのか、好きになるのは年上の男性ばかりでした。
「落ち着いた」「頼れる」「穏やかな」年上の男性。
友達に「あんた、彼氏に親の愛情を求めてるでしょ。」と言われたこともありました。
一言でいってしまうとファザコンだったのだと思います。
夫との出会い
そんな私が夫と出会ったのは友達が開いた飲み会でした。10人くらい来てたかな?全員20代前半で同年代ばかり。
そんな飲み会で私は友達の友達として同い年の後に夫となる人に出会いました。
でもテーブルの対角線上に座っていたので、このときはあまり夫とは話さなかったんです。しかし、店を出ようというときに一人の女の子が酔いつぶれて立てなくなってしまったのです。「大丈夫ー?」とみんなが心配する中、夫がその酔いつぶれた女の子に近づいていきました。てっきり「水飲める?」とか「タクシー呼ぼうか?」とか言うのかと思えば、「おまえ、もういくつなんだよ、社会人にもなって潰れるまで飲んで周りに迷惑かけるとか恥ずかしくないのかよ。」と言い放ったのです。
冷たいと思う人もいるかもしれません。
でも、私はこのとき「正論だし、この人は女の子ってだけで無条件に優しくする男じゃないんだな」と夫に好感を持ちました。
それから4ヵ月後に私は夫にプロポーズされました。
この頃にはお互い、この人しかいないと思っていました。
人生ってわからないものですよね…
大反対にあう
お互い、この人しかいないと思った私たち。
でも大反対にあい、ここから実際に入籍するまでは長い道のりでした。
誰に反対されてたかって?夫の母です。
息子は自分の恋人だと信じていた義母なので、その息子から「今すぐ結婚して死ぬまでずっと一緒にいたいと思うくらい好きな人がいるから、会ってくれ。」と言われたときはもう…大暴れでした。
この義母、数々の名言を残してくれましたよー!笑
あまりに多すぎて全部は書ききれませんが、一部を紹介するなら「あたしが愛した男はあんただけ。」「あんたはあたしの代わりが欲しいだけなんだから。」「あたしを捨てる気なの!」などなど…
とても母親が息子に言うセリフだと思えないでしょ?
本当に言ったんだから!!笑
この義母、自分の夫である義父とは長年仮面夫婦というか、家庭内別居状態でして…
さらに義母本人に悪気はないのですが、人になにかをしてもらって当然!という女王様気質というか、空気がまるで読めないというか…
私はここ数年、もう義母に何を言われても、何をされても聞き流している悟りの境地に入っております。
夫が結婚に大反対された当初から一貫して私の味方なのでできることですが。
この義母の説得?に時間がかかりました。
今でも納得してないみたいですが…
このモンスターペアレントならぬモンスター姑?の話を書き始めると止まらないので、この話はまた今度♡笑
実際の結婚生活について
そんな経緯を経て結婚した私は子供も生まれた今、夫との結婚生活についてどう思うか?
夫と喧嘩をすることもあります。
夫に対してイライラすることもあります。
そして、義母に関してはなんでこの人が夫のおかあさんなんだろうと思ったことが一度や二度じゃありません。
なにより育った環境が違うので、私が思う「当たり前」と夫が思う「当たり前」が合わなくて衝突することがとてもストレス!
育った環境が「当たり前」になっちゃうんですよね。これがお互いの実家が似ている夫婦ならこういう衝突や意見の食い違いはないんだろうなと思うと、そういう似た環境で育った夫婦が羨ましい。
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私の実家は親戚付き合いが濃いのですが、夫の実家はおとうさんの実家に行ったことが無いとか墓参りも行ったことが無いなど親戚付き合いがほとんど無いのです。
こういうのは同じような環境で育ってたら悩まなくて済んだのかなと思うことがあります。
そして、同い年の夫だからか「子供っぽいなー」と思うことが多々あります。
私が昔思っていた「落ち着いた」「頼れる」「穏やかな」夫ではないです。笑
でも、夫と結婚してよかったです。
今とても幸せです。
昔の私は白馬に乗った王子様を待っていたのだと思います。
でも今、実際に結婚した私は王子様を待っていたシンデレラや白雪姫ではなく、一緒に冒険したりジャファーと戦ったりしたジャスミンになりました。
夫は仕事のことやお金のことなどなんでも私に言います。
多分、昔の私なら「なんで私を安心させてくれないの?お金の話とか不安になるようなこと私に言わないでよ!何も心配しなくていいからねって私に言ってよ!」って感じかな?
でも、今の私はジャスミンですから、夫と一緒に色々考えて株や投資信託を買ったり、夫が独立するときは私が法務局や税務署に行ったり、一緒に税理士さんのもとを訪ねたりしました。車検の予約などもします。笑
夫の愚痴も聞きます。
私は夫のパートナーですから。
一緒に悩んで一緒に考えるのが当たり前だと思っています。
義母は還暦を過ぎた今でも自分では何もせず(文句だけはめちゃくちゃ言いますが)王子様を待っているのでしょう。その王子役は長年、息子である私の夫がやってあげていたみたいです。でも、王子役をやっていた息子に「あんなの全部演技だったんだよ、あなたが自分の味方でいるように俺を小さいうちから洗脳していたんだろ!もう俺は結婚したい人が現れたんだから解放してくれ!」と言われて、義母は再び王子様を待っているみたいです。
夫を産んでくれたことは感謝していますが。
生涯未婚率が上がっているなどのニュースを見ますが、結婚願望が無い人はそのまま独身で良いと思います。
でも、結婚したくて婚活しているという人には、「この人を支えたい、この人しかいない」という人が現れるといいなと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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