否定的な言葉は絶対に使わない。特に子供に対して
子供が生まれてから思うこと…
子供の心って本当にまっさらなんだなということ。
真っ白って言った方がいいのかな。
疑うことなんて知らないし、すぐ仲良くなれちゃう。
褒めてもらったら素直に喜んでお礼を言う。
でも、大人になるにつれて、さっきの本当に褒めてたのかな?嫌味だったのかな?とか考えるようになったり、人が言ったことを否定するようになったり。
私が20代の頃、車を買った時のこと。「へー、マイカーか、すごいね!」と言ってくれたAちゃんと「どうせ新車じゃないんでしょ?」と言ったBちゃんがいました。
言われた側にとってどっちが楽しい気持ちや嬉しい気持ちでいられたか?
そりゃAちゃんですよね。
子供って本当に素直なので、常にAちゃんのタイプの言動ですよね。
みんな子供の頃はそうだったんだと思うんです。
赤ちゃんって母親に抱っこしてもらうと、ニコニコ笑ってすごく喜びますよね。
ママは本当は違う赤ちゃんを抱っこしたいと思ってるんじゃないか?と考えて疑いの目を向けてくる赤ちゃんなんていないですよね?
だけど、いつからか言葉の裏を考えるようになったり、つい嫌味を言ってしまうようになったり、本当は羨ましいのに否定的なことを言ってしまうようになったり。
どうしてこうなるんでしょう。
いつからこうなるんでしょう。
私自身を振り返ると…
私の母はとにかく私の言うことを否定する人でした。
小学生の私が「大きくなったら歌手になりたい。」というと、笑いながら「ハイ、ハイ。」
そして、家族の前とか知人の前で「この子ったら歌手になりたいとか言ってるのよ。」と笑い話にする。
中学生の私が「メイクさんになりたい。」と言うと、「そんなあっても無くても困らない仕事、食べていけるの?」
母はとても固い人間なので、医者や弁護士など国家資格がいる仕事か公務員か大企業の会社員しか認めてないというか、それ以外を知らないんですよね。
でも、私は小さい頃から綺麗なものが大好きで、可愛い服を着て可愛い髪飾りをつけているのが好きだった。
だから、美に携わる仕事がしたかった。
24時間365日綺麗で可愛くしていたかった。
でも、それは母にとっては全て"いらないもの"でした。
母の"普通"は
勉強を頑張るor部活を頑張ってスポーツ推薦で良い学校
↓
良い大学
↓
医者、弁護士など国家資格が必要な仕事or公務員or大企業の会社員
だったのです。
何度言われたかわからない言葉があります。
「人間が生きている限り無くならないもの、例えば教師とか医者とかそういう仕事をしなきゃ。」
仕事も出産も経験した30代の今、考えると母のこの言葉は間違っていました。
医者もAIに取って代わられるかもしれないし、教師も少子化で子供が減ってるし…
母のこの考えは昭和の食いっぱぐれのない職業ですよね。
親戚みんなこういう固い仕事してるし、母はもちろん昭和育ちだし、知らないんでしょうね。世の中が変わってきたこと、変わるスピードが早くなってきていること。
自分の周りの人間だけで世界が作られてるはずはない
自分の育った世の中だってどんどん変わっていく
だから、その時までの自分の経験だけでできた自分のものさしで人の言うことを否定してはいけない
笑ってはいけない
これが私が気をつけていることです。
特に人の言うことを否定しない。
これは本当に肝に命じています。
例え自分の子供が相手であっても。
そして、人から何かネガティブなことを言われた時。
例えば転職した友達が「ちょっと想像と違ったんだよね。」と言ってきた時なんかは「そっかー、想像と違ったか、でもそれって想像以上の展開もあるってことだよね。」と返したり、良い面を見つけて発言するように気をつけています。
こう考えると、母は私に大事なことを教えてくれたのかな。
ずっと素直に人の言うことを受け入れたり、褒めたりできる人間でいたいのです。
子供を見ていると本当にそう思います。
子供にも大事なことを教えてもらっています。
ちゃんと人を褒めたり、認めたりできる素直な気持ちをずっと持っていてほしいと思います。
そのためには一番身近な存在の私が、子供の言うことに対して否定的なことを言ったり、笑ったりしてはいけないのだと思っています。
週末ですね。
子供と遊びに行ってきます!!
皆さま、楽しい週末を!!!
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