綺麗ママでいたい!!

ママになっても30代になってもずっと綺麗で可愛くいるための備忘録

『こころを凛とする196の言葉』学校に馴染めず便所飯をしていた高校生の頃に買った本です

斎藤薫さんの著書『こころを凛とする196の言葉』を今日は紹介します。

 

f:id:zuttokireinalady:20190320110642j:plain

この本はかの有名な美容ジャーナリストの斎藤薫さんが女性誌で連載していたエッセイの印象に残った箇所にアンダーラインを引いて残していた編集者の方がいたことから生まれたそうです。斎藤さんは読者になにかつらいことがあった時、悲しいことがあった時、迷っている時なんかに読み返してみようと思ってもらえることを望んでいたそうです。

私がこの本に出合ったのは確か高校生の頃です。随分昔ですが、今でもよく覚えています。そして疲れたなと思った時などに今でも読み返しています。

 

私の高校生の頃について少し書かせてください。

 

 

 

私の高校生時代

私は高校に馴染めませんでした。今から思い返してもよく中退しないで3年間通って卒業したなと思うくらい、高校が嫌で嫌で仕方ありませんでした。楽しかった思い出はありません。嫌だった思い出、つらかった思い出ばかりです。友達はいませんでした。2年生の頃は一緒にお昼ご飯を食べたり、移動教室の時は話しながら一緒に移動する子たちがいました。でもその子たちともクラスが変わったらぱったり…という感じで卒業してからは連絡を取ったことなど一度もありません。つまり友達ではなかったのです。笑

 

便所飯経験

それでも当時の私は一緒にお昼ご飯を食べる子たちがいることにホッとしていました。というのも1年生の頃は今でいう便所飯だったからです。お昼ご飯を一緒に食べる友達がいなくて一人で教室で食べるのがつらくて最初は教室がある校舎とは違う人があまり来ない校舎にある図書館に向かう階段でお弁当を食べていました。もちろん一人で。高校生ですからお昼休みはみんな仲良しグループで教室でわいわいがやがやなので、教室とは違う校舎の図書館に向かう階段なんて誰も来ないのです。そこで一人でお弁当を食べる日が続いていたのですが、ある日私がお昼休みにいつも通りその階段に向かうと先客がいたのです!イケてない(失礼ですよね…私も彼と同じ一緒にお昼ご飯を食べる友達がいない仲間なのに)男子生徒であることだけはわかりましたが、名前やクラスはわかりませんでした。でもそこは問題でなく、これでこの階段でお弁当を食べれなくなった!というのが当時の私にとって大きな問題でした。

それから便所飯生活がスタートしました。トイレでご飯を食べることに抵抗はありましたが、階段が使えなくなったし教室で一人で食べる勇気はなかったので仕方なかったのです。

 

単語帳とにらめっこで一人が平気に

2年生の頃は上にも書いた通り、一緒にお昼ご飯を食べる子たちがいたのですが、3年生の頃が…

クラスの派手な女子グループになぜか嫌われてしまって、授業中私が教科書を読むのに指名され読んでるとクスクス笑われたり、聞こえるように「ブス…」と言われたりしていました。苦痛だった高校生活でもこの頃が一番つらかったな…

でも傷ついた顔だけはしないで気にしないふりをしていようと心に決めた私。ちょうど受験生だったのもあって休み時間もお昼休みもずっと自分の席で一人で単語帳とにらめっこしていました。お弁当を教室で一人で食べながら単語帳とにらめっこしていても派手な女子グループは私を指さしてクスクス笑ったりしてました。「一人だから勉強するしかないんじゃない?」と言われたこともありました。おっしゃる通りですが。笑

 

でもいつのまにか私は一人が平気になっていました。むしろ人と話すの面倒くさいし、合わせるのも面倒くさい、一人でいる方が楽だとまで思うようになっていました。

 

一人になれないAちゃん

というのも中学も一緒だったAちゃんという子がいました。高校では一度も同じクラスになっていないのですが、私と違ってAちゃんは高校でもクラスに馴染んで楽しく過ごしているようでした。高校ではずっとクラスが別だったので教室や廊下で会うこともほとんど無かったのですが、Aちゃんが予定があって早く帰らなきゃいけなくて同じクラスの仲良しグループと帰れない時だけ私にメールしてくるんです。「今日一緒に帰ろう。」って。私は高校が嫌で嫌で仕方なかったので、授業が終わったらさっさと学校を出ていました。なので私とだと早く帰れるから一緒に帰ろうってことなんですよね。それで時々Aちゃんと一緒に帰ることがあったのですが、一人でいることに慣れた私にとってはこれが苦痛で苦痛で…このAちゃんとの下校時間で私は改めて一人でいるって悪くないじゃん!と思いました。

話しなきゃいけないし、でも話すネタないし、Aちゃんもあまり自ら話すタイプじゃないし…というか一人でMD(当時はMDでした)で好きな音楽聞きながら帰る方がずっといい!と思った私はAちゃんから「一緒に帰ろう。」とメールが来ても「今日はちょっと用があって別方向から帰るからごめんね。」と断りました。しかし「じゃあ途中まででも一緒に帰ろう。」と返事がきました。

話が無くてシーンてなったりするくらいだからAちゃんにとっても私と一緒にいるの楽しくないはずなのに…

 

Aちゃんは一人になれない子だったのです。

 

偶然見つけた『こころを凛とする196の言葉』

そんな時に塾に行く前に寄った本屋さんで偶然見つけた『こころを凛とする196の言葉』

私は凛とできるならこの本買おう!と思って手に取ってレジに持って行きました。

 

実際読んでみて、高校生の私にはまだ早かったかなと思います。32歳になった今の方が刺さる内容です。疲れた時やこの先の人生に不安を感じる時なんかに読み返しています。

 

でも「孤独を操る楽しみ」という項目があってこれは当時の私を励ましてくれました。

やっぱり孤独でもいいんだ!一人が楽って思う私、変じゃないよね!という感じに。笑

 

私にとっての本や音楽

この本はこんな風に買ってからずっと私を励ましてくれたり、新しいことに気づかせてくれたりしていますが、本や音楽ってそういうものだと私は思っています。

同じ本でも何年か経って読んでみると買った当時には気づかなかったことに気づくことがあります。買って終わりではなく、ずっと与えてくれるというか成長させてくれるんですよね。時々ブログで本を紹介させていただいてますが、これからもちょくちょく私がずっと好きな本を紹介させてただくと思います。その本が皆さんにも何かを気づかせてくれたり、踏み出す勇気をくれたりしたら…嬉しいなと思っています♡

 

 

 

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

今日も皆さんに素敵なことがたくさんありますように…

 

 

私の15年来の相棒?師匠?笑 おすすめです♡

 

 

 

クリックして応援していただけると嬉しいです。

 

にほんブログ村 美容ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ